今日、年中さんは豊田市にある防災学習センター(中消防署)へ出掛け、防災訓練をさせて頂きました。バスの中でも「今日は遊びに行くんじゃないよね。しっかり勉強してこよう!」と呼びかけていきました。
消防署では「とっとこハム太郎の防災訓練」の映写を観ました。避難訓練の大切さがよくわかったね。
各クラス、グループに分かれて暴風・地震・煙体験を行いました。子ども達はドキドキしながら体験する様子がありました。
暴風の体験では息ができないくらいの強い風がビュンビュン吹いて子ども達も「キャー!!」と叫んでいました。体験後「怖かった。」と少し涙する子もいましたが、どの子もしっかり体験していくことができました。「台風の時に外に出ると何が飛んでくるかわかりません。だから家の中にいること」と係の方とも約束していきました☆
次は地震体験です。小学校で地震が起きるというシチュエーションで体験が行われました。窓ガラスが割れたり金魚の水槽が床に落ちたりという映像を観ながら自分自身も揺れを体験し、身近な場所で地震にあった時にどう対応すれば良いかを考えていく事ができました。
最後は煙体験です。煙体験は暗くて視界が悪いのと、密室に白い煙が立ち込めていることで不安そうな表情をする子もいましたが、前後に先生がついていたこと、みんなと一緒にいたということで勇気が持てたようです。今日は体に害のない煙の中での体験でしたが、それでも息苦しさを感じました。本当の火事の中での有害な煙だったら…と思うと目は痛くて開けていられないかもしれない、苦しくて息ができないかもしれないと恐ろしさを感じました。煙体験後に火事の時の避難の仕方「おはしも」の確認をしていくと「おさない」「はしらない」「しゃべらない」「もどらない」と覚えている子が多くいました。
子ども達が楽しみにしていた消防車の見学も行っていきました。やはり「はしご車」は人気ですね。知っている子が多くいました。35メートル、ビル10階まで届くはしごを搭載しているそうです。他にも10000リットルも水が入っている大型水槽車や1500リットルの水が入っているタンク車、豊田市は工場が多い街ということで、水ではなく泡で火を消す化学車、火を消すためでなく現場の指揮をとったり火事の原因を調査するための指揮車など、様々な車両が中消防署にはあるそうです。
そして特別にしょうb消防士さんの服を着させてもらいました。みんなかっこよかったよ。
先日、能登で大地震があったばかりで連日ニュース等で怖さを目にしていることもあり、どの子もセンターの方の話を真剣に聞いたり体験をすることができました。センターの方からも「目を見てお話がしっかり聞けてすばらしいです。100点!」とほめてもらうことができました。嬉しかったね。 今日勉強したことをおうちの人にも教えてあげてね。また、防災学習センターでは土・日曜日今日と同じように体験をしたり防災について勉強ができるそうですのでぜひ足を運んでみてくださいね。
帰りのバスの中で非常口を発見したお友だちがいました。。逃げる時に目印となる非常口は色々なところにあります。幼稚園にもあるよ。お出かけした時に探して確認しておくのも大切なことですね。