11月11月15日は七五三の日。まこと第二幼稚園では、満三歳児・年少児・年中児は遊戯室で、年長は莇生神社まで歩いていき御祈祷を受けていきました。
満三歳児・年少児クラスでも七五三の宮詣でを家庭で経験した子も多く「着物を着て写真を撮ったよ!」「飴をもらったよ!」などと教えてくれました。しかし、なぜ七五三のお祝いをするのか?なぜ千歳飴を食べるのかは知らない子が多く、由来や意味、日にちなどを伝えていきました。
年中児・年長児クラスは昨年幼稚園でご祈祷を受けた経験もある為、七五三への理解が高く「11月15日は何の日でしょうか?」と聞いていくと「七五三!」と張り切って答えてくれたり、千歳飴の意味も発言する姿がありました。さすがだね!
七五三とは、子どもが無事に成長したことへの感謝と、これからの健康を祈るお祝いの行事です。子ども達には「事故にあったり大きな病気になることもなく、ここまで大きく育つことができました。ありがとうございます。これからも見守っていて下さい。と神様にお礼とお願いをしようね。」と伝えていきました。そして「千歳飴の『ちとせ』は『1000歳』のことで、1000歳まで元気に長生きできますように・・・という願いを込めて食べるものだから、長い長い飴なんだよ。」と伝えていきました。満三歳児・年少児には少し難しかったようですが、年中児、年長児は真剣に聞く姿がありました。
今日のご祈祷では普段とは違う遊戯室の厳粛な雰囲気の中、しっかりと御祈祷を受けていくことができました。二礼、二拍手、一礼の後、「祓いたまえ、清めたまえ・・・」と榊でお祓いしていきました。神様からもらったみかんはとてもおいしかったね。
☆満三歳児・年少☆
☆年中☆
年長児は小学校での通学も意識することができるよう声を掛けながら道路を歩いていきました。押しボタン式の横断歩道の渡り方も知ることができました。莇生神社までは子どもの足で15分弱。気持ちの良い秋晴れの下柿やみかん、景色を観て秋を感じながら元気に歩いていきました。
莇生神社の鳥居の前では「今から神様の家に入ります。」と伝えると、どの子も神聖な場所に入るということを感じている様子がありました。
「今まで元気に過ごすことができたことを感謝すると共に、これからも病気やけがもなく大きくなれますように…」という願いを込めて二礼、二拍手、最後に一礼をしていきました。お参りの仕方もしっかり覚えたね♪
御祈祷が終わった後は莇生神社でどんぐりを拾ったり銀杏の葉が落ちていて匂いを嗅いだり紅葉した葉っぱを集めたりと楽しく過ごすことができました。 そして帰りには柿を頂いた加藤農園さんにお礼に伺いました。「おいしい柿をありがとうございました。」とお礼を言い代表の子がみんなで書いたお手紙を渡してくれました。またお土産の柿を頂けてみんな大喜びでした。加藤農園さんありがとうございました。園までの帰り道も気を抜くことなく安全に戻ってくることができたね。さすが年長さん!
☆年長☆
代表の子が千歳飴を大切に受け取り、神様からもらったみかんも昼食の後に食べていきました。子ども達は「神様のみかん、おいしい~!」と大喜びでした☆普段はみかんが苦手な子も「神様にもらったみかんだから」と、口の中に入れたり、一粒は食べることができました。
七五三のご祈祷を通して、目に見えないものに守られているということを子どもたちがなんとなく感じていくことができるといいなと思います。
今日は全園児、千歳飴を持ち帰りました。「飴が折れないように・・・」と大切に持ち帰った千歳飴、家族みんなが健康で長生きすることができるよう、仲良く分けて食べてくださいね(*^▽^*)