幼稚園では今日、豆まきを行っていきました。 みんなの心の中の鬼(泣き虫鬼や怒りんぼ鬼、好き嫌い鬼やねぼすけ鬼、ゲームやりすぎちゃう鬼やお片付けしない鬼など…)を追い出そうと、今日までに鬼のお面やかぶりものを製作したり、壁面製作をしたので子どもたちの豆まきへの期待も充分に高まっていました。 朝から「鬼をやっつけるぞー!」ととてもはりきる子、鬼が怖いと登園をしぶる子など様々な姿が見られましたがどの子も豆まきに対し意欲的な様子が伺えました。
豆まきは時間を区切って各学年別々に行っていきました。満三歳児は部屋のカーテンを閉めて鬼が見えないようにしていき、クラスで豆まきごっこをしていきました。始めはペットボトルを鬼に見立ててやっつけました。3回戦行いましたがペットボトルの中に少しづつ水を増やして重くしていくと「なかなかたおれない。」「がんばるぞ‼」と益々やる気がでてきました。全部たおれると「やった~!」と大喜び。最後は先生が鬼になって新聞紙を豆に見立てて豆まきごっこ。楽しく遊ぶことができました。
年少児は遊戯室で豆まきをしました。「心の中の鬼を倒そうね!」と改めて由来を伝えてから豆まきを行っていきました。恐怖心をあおることのないよう、紙でできた鬼のお面をつけて登場しました。それでもやっぱり鬼は怖かったようで、怖くて泣いてしまう子や先生にしがみついている子もいましたが、みんな「おにはーそと!」と一生懸命に豆を投げていました。最後には鬼はペコペコ頭を下げて逃げていきました。年少さんには「心の中の鬼をやっつけた!」というところまでの理解は難しいかもしれませんが「鬼を倒した!」という達成感は味わえたことと思います。初めての豆まき、みんなとっても上手にできたね♪
年中児の豆まきでは、豆をなげる練習をしていたら突然太鼓の音と共にナント本物の鬼が3体も登場!鬼が出てきた直後はみんな何が起きたのかわからず立ち尽くしていましたが、徐々に状況が把握できたようで一目散に逃げていました。それでも「心の中のお鬼をやっつけるんだ!」と頑張って豆を投げていましたよ。先生にしがみついて涙する子もいましたが、泣きながらも鬼に立ち向かう姿に感心しました。
年長は幼稚園での豆まきは3回目ということもあり、どの子もやる気満々☆多くの子がひるむことなく豆を投げていました。鬼は足が速く猛スピードで子ども達を追いかけまわします。今年の年長児はちょっぴり怖がりさんが多いみたいですが泣きながらも鬼に向かっていく勇敢な姿がありました。だんだん鬼が弱ってきて門のところに追い詰めてみんなで「おにはーそと!」豆を投げました。ところが鬼たちは「まいりました~!」と見せかけてまだまだ~!といった様子でまた追いかけてきたので子ども達はびっくり仰天!みんなあわてて逃げていきました。みんなで力を合わせて闘って、最後の最後には「まいりました~。」と逃げていきました。やったね☆
今日は怖い思いをした子もいたことと思いますが、今日の豆まきで怖くても鬼に立ち向かったことで「強くなった!」と子ども達が思うことができたらいいなと思います。豆を年の数と同じだけ食べると幸せになる、年の数より一つ多く食べるとその年は病気にかからないと言われます。もう少し大きくなったら誤嚥の心配なく食べられると思いますのでご家庭で是非教えてあげて下さいね♡